真ん中っ子の宿命

我が家の真ん中っ子、長男のかんちゃんは、3歳になってすぐ辺りからほぼ毎日夕方にギャン泣きして大暴れをする時期がありました。

保育園からの帰り、家に着いても車から降りないとギャン泣き。

車から降りても家に入らないとギャン泣き。

家に入っても靴を脱がないとギャン泣き。

家に入ってもお風呂に入らないとギャン泣き。

お風呂に入っても出ないとギャン泣き。

このように寝るまでの行程全てにおいてギャン泣きされていました。その時期次男のぜんちゃんは3〜4ヶ月。何をするにも手がかかって毎日げっそりしていました。あ、忘れていましたが長女もいます。

数ヶ月前まではこんなことなかったのに・・・と私自身も疲れ始め、それはそれは大きな声で怒鳴ったこともあります。ですが怒鳴っても何にも解決しません。余計に泣く時間が増えるだけです。

私自身そんなこと分かっていましたが、抑えられず気づいたら怒鳴っていた。という状況です。

これでは良くない。いつか手が出る。と感じ始めていた時期にちょうど保育園の面談があり、私は担任の先生と園長先生に相談しました。その際に言われた言葉が、

『それはひとえに、この方のせいですよ、お母さん。』

と次男ぜんちゃんを指して言われました。笑

大泣きをしているかんちゃんをなだめる時、いつもぜんちゃんを抱いていませんか?と。

抱いてる〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜なんなら服脱がせながらとか、お茶飲ませながらとか、ご飯食べさせながらとか、常に何かしながら対応していると気づきました。

さらに話を聞いてみると、かんちゃんは保育園ではそんな様子は一切なく、優等生なくらいだと言われました。ぐずった姿も先生は見たことがないそうで、家での様子を話すと信じられないと感じたそうです。そしてだからこそ、家で爆発しているんでしょうとも言われました。

「お母さんは大変だけど、できる限りでいいので、かんちゃんが大泣きしてる時はお母さんお一人で向き合ってあげてください。」とのことでした。(正直ワンオペ3人の夕方〜のスケジュールって本気で記憶ない日もあるくらい忙しくて、そんなことできるかよ!!!と思わなかったといえば嘘になります)(もちろん言いませんでしたが)

それからしばらくの間、家の中でのギャン泣きの時は次男ぜんちゃんは安全な場所で待機してもらい、私一人で何も言わず、泣いているかんちゃんのそばにいるようにしました。しばらくそばにいてもダメな時は結局無理やり担いで動くこともありましたが。そうし始めて1週間後、だんだんギャン泣きの回数が減ってきていることに気がつきました。

そして1ヶ月後、眠くて機嫌が悪いとギャン泣きしますが、以前のように1行程づつ大騒ぎすることはなくなっていました。

え?こんなことで解決するの?となりました。。。。。

3兄弟の真ん中っ子は、一番気にかけてあげなければならない。とどこかで聞いたことはありましたが、私の中で全員同じように気にかけて同じように可愛いという思いが強く、ちゃんとそうしている気でいたんだと気がつきました。

実際は、かんちゃんの相手をする時は必ずぜんちゃんを抱いていたりそばにいる状態だったし、長女もっちほどコミュニケーションがまだうまく取れないため、会話の量やさせてあげられることももっちのように多くない。できることも『まだかんちゃんにはできないかな』と勝手に決めつけ、さっさと私がやってあげていたのです。

大反省しました。ぜんっぜん見てない。本当に申し訳なくて、そしてかんちゃんへの接し方や対応を見直す機会をくれた彼本人に大感謝もしました。

現在は、3人ともに、意図的に私たちお父さん、お母さんと二人きりになる時間を作るようにしています。例えば今週の土曜日は午前中にお母さんとかんちゃん二人でお散歩に行く。といった感じです。

実際毎日3人同じように気にかけて平等に接する、というのは正直難しいです。常にずっとは、無理です。。。しかし、2人きりの時間を作ることでそれらはチャラになるんじゃないかと信じています。(笑)性格や気質にもよるかなと思いますが、我が家はこの方法で、今のところ3人とも心穏やかに過ごせていると感じています🎵

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